Q&A

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Q. 顕微鏡を用いる歯科治療とはどういうものでしょうか?

A. 多くの歯科治療の現場では、肉眼や拡大鏡(ルーペ)を使っての治療が主ですが、顕微鏡(マイクロスコープ)を使った治療は、歯科治療の際に口の中を3倍から30倍程度にまで拡大観察できる顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて治療をします。

Q. 顕微鏡を用いる歯科治療と肉眼で行う治療とではどういう違い(メリット)があるでしょうか?

A. 顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた歯科治療も肉眼や拡大鏡(ルーペ)を用いた治療も、治療自体はまったく同じものですが、肉眼で行う治療に比べて顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた治療の質の方が格段に向上します。「まったく別次元の治療」といってもいいでしょう。
顕微鏡(マイクロスコープ)を使うメリットは、むし歯治療や根管治療(歯の中の神経が入っている管)、歯周病治療、型取り、インプラントなど、歯科治療のあらゆる分野で認められます。「顕微鏡歯科治療とは」のページで詳しくご紹介していますので、そちらをご覧ください。
また、顕微鏡(マイクロスコープ)にビデオカメラを接続し、歯科医師が治療中に見ている映像を動画として記録できますので、どういう治療が行われているかの確認や、治療前や治療後に映像を見ながら医師と今後の治療方針などについて話し合うこともできます。

Q. 顕微鏡を使う治療と使わない治療では治療時間・期間に差はありますか?

A. 一般的に、顕微鏡(マイクロスコープ)を使って治療すると治療期間が長くなる傾向があります。何故なら肉眼による治療では見落とされていたむし歯や被せ物の隙間など小さな病変や不具合が確認できるようになり、よりきめ細かい治療になるからです。
逆に、今まで原因不明だった症状が、顕微鏡(マイクロスコープ)を使ったことで明らかになり、無駄な時間を使わずに治療が早く終わる場合もあります。

Q. 自由診療のみですか?健康保険の適応はありますか?

A. 歯科医院により方針が違うため一概にはいえませんが、顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた歯科治療は高度な治療技術や特殊な材料、治療にかかる時間などにより、一般的には健康保険外の自由診療になることが多いと思われます。ただし、全てのケースにおいて健康保険が使えないわけではありませんので、歯科医師とよく相談してから治療を始めるようにしましょう。

Q. 自宅近くの顕微鏡歯科を見つけるにはどう探せばよいでしょうか?

A. 顕微鏡歯科ネットワークジャパンでは、顕微鏡歯科治療に関する高度な知識と治療技術を有すると認められた歯科医師を「v-Super Dentist」と認定し、地域別に「あなたの街のv-Super Dentist」をご紹介していますので、歯科医院選びの際にぜひお役立てください。

Q. 顕微鏡歯科を謳っている歯科医院を受診しましたが顕微鏡を使ってくれません。どうしたらよいでしょうか?

A. 顕微鏡歯科の看板を掲げているにもかかわらず、実際には顕微鏡(マイクロスコープ)を一部の治療にしか使っていなかったり、確認のみや場合によっては全く使わない歯科医院もあるようです。
治療の際に顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて治療されたかどうかを確認するには、治療動画を見せてもらうことです。治療が終わった後に、担当の歯科医師にお願いして治療内容を動画で見せてもらいましょう。
顕微鏡歯科ネットワークジャパンが認定した「v-Super Dentist」には、患者さんに治療内容を動画で説明する義務を課していますので、安心して治療を受けることができます。

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