資格の認定とは
診療室内に歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を置いているだけでは”信頼できる顕微鏡歯科”とはいえません。機器を使いこなすだけのスキルに加え、「治療の様子を撮影できる」という顕微鏡(マイクロスコープ)のメリットを活かし、患者さんや第三者向けに治療を”可視化”する姿勢を持ってこそ、社会からの信頼が得られると私たちは考えています。
しかし、残念ながらわが国には、顕微鏡(マイクロスコープ)を持ってはいても使いこなせない歯科医師や、ただ顕微鏡(マイクロスコープ)を置いているだけであたかも優良歯科医院であるかのごとく振る舞う歯科医師も少なからず存在するのが現状です。
そこで私たちは、本会の趣旨に賛同し、厳格な基準にて審査を行い、顕微鏡歯科治療に関する高度な知識と治療技術を有すると認められた歯科医師を「v-Super Dentist」に認定し、その情報を本ウェブサイトを通じて患者の皆様に広く公開することとしました。
「v-Super Dentist」資格認定の流れ
step 1
エントリー
顕微鏡(マイクロスコープ)を扱う歯科医師が治療動画の提出
step 2
審査
厳格な基準の上審査
step 3
認定
顕微鏡歯科治療に関する高度な知識と 技術を有すると認められた歯科医師を認定
step 4
治療動画の公開
v-Super Dentist にて公開
「v-Super Dentist」認定の際は、実際の治療動画を元に顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた治療スキルの検証を行うほか、下記のような厳格な審査基準を設けています。
- 撮影システムを備えた手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を持ち、確実な治療が行えること
- 治療の様子を動画で記録できる設備を持っていること
- 治療終了後、患者さんに動画を使って治療内容を簡潔に説明できること
- 患者さんの求めに応じて治療の様子を収めた動画を渡せること(医院により有料となります。またその場でお渡しできない場合があります)
- 本ウェブサイト内で各自の臨床症例動画を公開できること
- 6ヶ月ごとに本ウェブサイトで公開するための新規臨床症例動画を提出可能なこと
- 診療器具等の滅菌・消毒のレベルを維持できること
本ウェブサイトの情報を、よりよい治療を受けるための歯科医院選びにぜひお役立てください。
「v-Super Dentist」の名称の由来
患者さんに覚えてもらいやすいよう、この名前が付けられました。歯科治療の可視化による質の向上を願って「visual(映像)」「visualized(可視化)」の頭文字を冠しています。