治療は、焦らず、根気強く!
略歴
- 新潟大学歯学部
所属学会等
- 日本顕微鏡歯科学会(理事・認定指導医)
- 日本顕微鏡歯科学会元会長
- 日本歯内療法学会会員
- 日本接着歯学会会員
- 日本口腔インプラント学会会員
デンタルみつはし
住所:東京都世田谷区松原3-28-6 電話番号:03-3327-8170 URL:http://www.mitsuhashi-micro.com/治療動画
vol.4
歯に冠を被せる様子を撮影した症例です。歯医者さんで「銀色の金属冠と白いセラミックの冠、どちらにしますか?」と訊ねられたことのある方も多いと思います。 そんな時、皆さんはどんな基準で選んでいますか。 冠の色、材質を基準にすることが多いようでね。歯医者さんもそう説明することが多いですから。たしかに色や材質も大切なことなのですが、冠にとって最も大切なことは土台の歯にピッタリ合うこと、つまり高精度に適合することです。 土台の歯との間に隙間が残ってしまうと、バイ菌が繁殖してムシ歯の再発につながり易くなります。「でも、ピッタリ土台の歯に合う、って当たり前のことじゃないの?」と思う方が殆どでしょう。 その通り、当たり前のことなのです。しかし残念ながら適合していない冠が多いのです。しかも、銀色の金属冠だけでなく、白いセラミックの冠でも!この症例では冠の適合性の実際についてご覧頂きます。vol.3
コンポジットレジン修復は初期~中程度のムシ歯に対して、一回の治療で白く回復させる素晴らしい治療法です。しかし、キチンと治療しないと、術後数年で様々な問題が生じることもあります。今回は上顎右側第一小臼歯遠心部のムシ歯をマイクロスコープ下でコンポジットレジン修復した症例です。治療後4年を経て、隣の第二小臼歯近心部に新たなムシ歯が生じてしまい、治療をしました。その治療中に4年前に自分で治療した第一小臼遠心部を詳細に観察することができました。隣の歯との間は普段は見えにくい部位で、その詳細を観察することができた珍しい症例です。マイクロスコープでの拡大視野下で細かい所まで配慮しながら処置をすることで、コンポジッレジン修復法の本来の性能が十分に発揮していることを視て確認することができました。比較として、十分な配慮がされずに処置された別のコンポジットレジン修復症例も掲載しました。白くキレイにするだけでなく、隙間なくピッシリと修復することこそがコンポジットレジン修復法に求められるべきことだと確信しています。vol.2
上顎大臼歯の歯間に生じたムシ歯の治療です。歯間部は非常に見えにくい部位ですが、顕微鏡下で治療することで、スムーズに修復することができました。かけがえのない歯に対しての初めての治療をキチンと行うことが天然歯を守るために重要です。vol.1
不適合クラウンの再治療症例です。すべてのステップを高いレベルに保つことでようやく適合性の良いクラウンを装着することができます。頻繁に行われる処置にこそ顕微鏡歯科の意義があります。Q&A
Q.貴院の特徴を教えてください。
A.京王線で新宿駅から15分ほど、駅からはすぐの小さな診療室です。目の前を世田谷線の小さな電車がトコトコ走っているノンビリしたところです。特別なものはありませんが、ほぼすべての治療を顕微鏡下で行います。
Q.治療で心がけていることはどんなことですか?
A.再治療の多くは、ご自分の手入れの不備と我々の治療の質に原因があると考えています。どちらも完璧にはなりませんが、それを目指すことが自分に課せられたものだと心がけています。
Q.これから受診される患者さんへ一言お願いします。
A.大きなむし歯も、ぐらぐらになった歯周病も、最初は軽症だったのです。初期段階の治療を着実に行い、メンテナンスを続けることが大切だと考えています。