セミナー「見える治療へのご招待 vol.2」レポート

先日3月3日(日)、顕微鏡歯科ネットワークジャパンは第二回目となる患者向けセミナー「見える歯科治療へのご招待 vol.2」を前回と会場を同じく、青山のこどもの城で開催しました。前回からわずか3ヶ月ほどの間での第二回の開催となりますが、先生方の顕微鏡歯科をもっと広く知ってもらいたい、という熱い思いがあり、この短期間での第二回の開催となりました。

会場の一時間ほど前から着々と準備は進みます。前回の経験を活かし、会場設営はスムーズに進行していきました。
第二回目となる今回のセミナーの目玉の一つとして、「30分無料診療相談券」が設けられました。これは、事前にセミナーに参加する旨を当HPから登録しておくことで、後日、登録歯科医に無料で顕微鏡を用いて歯を診てもらえる、診療の相談券をお渡しするというものです。セミナーで顕微鏡治療についてよく知ってもらい、実際にその良さを体験してもらおう、という趣旨でスタートした試みです。今回、急いで設置したために告知が十分でなかったことは反省点ですが、それでもさっそく「30分無料診療相談券」を使用してその良さを実感していただいた、という声もいただいています。

セミナーのほうも時間通りに開始。はじめに三橋先生がセミナー開会の挨拶を行いました。第二回の今回は顕微鏡歯科ネットワークジャパンメンバーである澤村先生、岡野先生、表先生の3名の歯科医が講演します。まずはトップバッターの澤村先生が前回のセミナーで吉田先生が担当した「感染と顕微鏡の発展」の話をしました。この導入部分があるからこそ、ミクロな世界への関心が深まるというものです。

続いての岡野先生は歯科についての講演。前回は山口先生が担当したこの「ムシ歯」と「歯周病」についての話は顕微鏡治療で大きなメリットが発揮できる分野です。

二人の後は表先生。ここで、本セミナーの大きな特徴でもある顕微鏡の実機の登場です。今回は治療の現場として埼玉でご開業の下山先生に被験者になっていただき、口腔内を実際に覗いてみました。普段、患者さんは顕微鏡自体を覗くことはないからこそ、顕微鏡の面白さを伝えられるこうした機会は大事ですね。

休憩を挟んで引き続き表先生が顕微鏡を使用した治療実例を動画で伝えます。顕微鏡を体験した後での症例はすごく聴衆の方々には理解しやすかったのではないでしょうか。

今回は使用したスライドも第一回のものを改良し、さらにわかりやすさを重視したものになっていました。顕微鏡を用いて歯科の説明を受けることで、歯についての知識がより深まりやすいというのもメリットです。

顕微鏡歯科ネットワークジャパンでは継続的にこうした患者向けセミナーを行なっていく予定です。また、今後は歯科医向けのセミナーも同様に始めていくつもりです。百聞は一見に如かず、とはまさに顕微鏡歯科のこと。顕微鏡歯科を知ることでこれからの歯科治療が見えてくることは間違いありません。もし今回は都合が合わなかった、もしくはセミナーがあったことを後で知ったという方でも、今後のセミナーにぜひ参加していただければと思います。顕微鏡歯科ネットワークジャパンはHP内のコンテンツも、インターネット外の活動も積極的に行なっていきます。今後ともご期待のほどよろしくお願いします!

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